27歳、男性、愛情の中にも厳しさを!

 私は長崎県在住のランサーです。私は昨年まで東京で一人暮らしをしており、公務員として働いていました。地元である長崎県の高校を卒業後、公務員の道を歩んだのですが、幼少期はずっと長崎で過ごしました。その時に飼っていた、コロという名の雑種犬についてお話ししています。
 コロは知り合いの人が飼っていた犬から産まれた犬です。産まれた数匹の子犬の内から1匹を家で引き取ることになり、名をコロと名付けました。コロは家族に愛されながら育ちましたが、私は徹底的にしつけました。餌を与える時は、「おすわり」と「待て」を指示し、散歩中は人間の歩く速さに合わせるようにリードを引き、悪いことをした時は必ず叱りました。そのようにしつけられていく内に、大人になったコロはとても聞き分けの良い犬に育ちました。コロは家族が外出先から帰ってくると、尻尾を振って喜び、毎日幸せそうでした。これは、私が厳しさの中にも愛情を持ってコロと接した結果だと思います。
 コロは私が社会人になった東京に出たのちに、約15年生涯を終えたのですが、その後に長崎の実家で飼われたトイプードルがいます。その犬はココアと名付けられ、私が実家にいない分、コロと比較して甘やかされて育っていました。私は、年に二度程実家に帰省していたのですが、ココアと散歩をする機会がありました。よくしつけられたコロとは違い、ココアは私のペースに合わせて歩くことができず、終いにココアは路上で1歩も動かず、立ち止まってしまいました。私は仕方なくココアを抱いて自宅まで帰りました。ココアは食事としてドッグフードを与えられているのですが、それを食べることはほとんどありません。なぜかと言うと、祖父が日頃から自分の余ったおかずをココアに与え、それが癖になってしまっているからです。このように、ココアは優しい祖父に育てられた結果、ワガママな犬になってしまったのです。
 私は、犬には愛情は注いでも、甘やかしすぎてはいけないと思います。何も教育されていない犬は、場合によっては他人を噛み、怪我をさせる危険もあります。そういった点を踏まえ、しっかりと飼い主が教育しつつも、愛情をもって接することが大事なのではないかと、私はコロとココアを通じて考えました。