48歳女性 ペットのうさぎとのコミュニケーションを満喫

20年にわたってうさぎを飼い続けて、3代目のうさぎ1羽を室内で飼育しています。

うさぎをペットに選んだ理由は、もともと住宅事情が大きかったのです。本当は犬が好きだったのですが、集合住宅に住んでいて、もう少し小さい動物のほうが飼いやすいと思ったことがきっかけでした。うさぎを飼う前は、うさぎは吠えないし、散歩をする必要もなく、おとなしいから…と考えて飼い始めたのですが、犬や猫みたいになつくことは少なく、コミュニケーションはあまりとれないだろう、と感じていました、

実際に飼ってみると、うさぎはコミュニケーションを大切にする動物だということがよくわかりました。もちろん飼い主のことは覚えますし、人にもよくなつきます。

ただ、草食動物は警戒心が強いということもあり、最初からすぐなついてくれるわけではありません。驚かせないようストレスを与えないよう、飼い始めは徐々に距離を縮めて接するようにしていました。

うさぎは感情表現に乏しいと思われがちですが、そのようなことはありません。現在飼育しているオスのうさぎは特に感情の起伏が激しく、最初は「キレやすかった」ので、むしろ人間のこちらがビクビクしながら世話をしていました。目を吊り上げて噛みつこうとしたり、タックルして来たりで、うさぎってこんなことするんだ…と驚いたものです。

しかし、うさぎ専門の獣医師さんに「それはうさぎが捕食される側で、生き物(=人間)に食べられるかもしれないという本能がはたらくから防衛反応が起こっているのだ」と教えて頂き、それからは驚かせないようにゆっくり接したり、撫でられると喜ぶ場所(鼻の上や耳の下)をしっかり撫でてやると、心を開いて、むしろ甘えん坊キャラに変わってしまいました。自分で人間と遊ぶ時間を決めて、その時間が来ると遊んで欲しくて人間を追い掛け回したり、ドアの前で待ち伏せしたりと、一家族としてすっかりなじんでくれました。

うさぎは声帯がなく、犬や猫のように呼びかけや返事をすることができません。しかし、後ろ脚で床をダンダン!と踏み鳴らして「やめろ」「うるさい」「病院に連れて行くな」を伝えたり、要求がある時は、その場所に行って振り返って人間の顔を見つめるなど、言いたいことは体で表現して訴えてくれます。そのため、表現が乏しいと思ったことはありません。

むしろ、うさぎは仲間とコミュニケーションをとる能力はしっかりしていると思います。「うちの家族よりきちんとできている」と脱帽することもあります。家族のコミュニケーションが希薄になりやすいため、うさぎを見習って、人間ももう少し基本的なコミュニケーションを取り合わないといけないな、と反省することが多い今日この頃です。